1a月刊のえほんを配布しました。「こどものとも」60年前の創刊時からのお付き合いです。昨年出版社の方が先生達に今回の’まゆとかっぱ’を例に、えほん作りと思いを話していただく機会がありました。数年前から企画を準備し、たくさんの’こども目線’でのこだわりを持って作られています。(お聴きしたこだわりのお話は時間がある時に先生に聞いてみてください)

※編集長のインタビューが出版社のHPに掲載されていたのでその一部を紹介します。

<編集で大事にしていること>

世間に出まわっている多くの絵本を見て、ときどき思うことがあります。うけねらいだったり、異常に子どもを怖がらせたり、大人の自己満足のための絵本が増えてきているなと。大人の目線ではなく、子どもの目線に徹して、子どもたちが心から楽しめる絵本づくりを大切にしています。

子どもに心の底から楽しんでもらおうと思ったら、たとえファンタジーであったとしても、絵空事ではいけません。子どもたちが疑いなく、すっぽりと物語の中に入っていけなくてはならない。だから、画家さんには、物語には直接出てこなくても、お話の中に存在する街の地図や家の間取り図まで描いていただいたり、作家さんには登場人物の性格を細かく設定してもらったり、モノや風景の大きさの比率の統一など、物語の世界観としての矛盾をなくして、リアリティを出すことを大事にしています。

<どのようにご家庭で楽しんで欲しいか>

まずは、親の立場をいったん置いて、子どもにもどって楽しんで欲しい。読んであげているうちに、発見がたくさんあって、気がついたら「読んであげている」ではなくて、子どもと一緒に「楽しんでいた」。そんなふうに絵本を読んでいただくのが理想です。

もちろん、親の目で見ても発見があります。物語の中で子どもたちのそばにいる大人や大人の役割をもった登場人物はみんな、言動がどこか魅力的です。「こんなふうに子どもに接したいな」とか「こんな関係すてきだなあ」と子どもと過ごす日常を別角度から見ることができます。そういうことを通じて、子どもがいること、子育てができる幸福をより感じられるのではないでしょうか。

とにかく「一緒に絵本の時間」を楽しむこと。そこからはじめていただきたいですね。

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